以前、こちらのブログで関西事業所内のコンプライアンス活動についてお伝えいたしました。今回は「部署やチームの垣根を越えてお互いをもっと知る」プログラムをこちらで紹介いたします。

コロナ禍以前は出勤者全員が集まって行う全体朝礼(または全体昼礼)を毎日行っていましたが、コロナ禍の今は「表彰式」や「辞令交付式」など一部例外を除きほぼ行っておりません。とは言え小規模の朝礼や昼礼はチームには欠かせない情報共有の場です。各チーム毎で行い、情報共有やお互いの体調確認、仕事の進捗状況共有の場にしております。

今回関西事業所で始めたプログラムが「Beyond the Boundaries～垣根を越えて！」です。各チームが他のチームと「合同」で昼礼をし、情報共有の範囲を広げる活動です。これまでにない試みのため、事前に「何時から始めましょうか？」「どこで開催しましょうか？」と他チームと打合せをすることから始めています。

いざ昼礼が始まると緊張感でいっぱい笑！普段顔を合わせているのですが、あらためてサークルになると気持ちが改まってしまい、いつものように話せません。同じチームと4日間昼礼をすることにしているのですが、とにかく初回は誰から何を話していいか分からず戸惑ってばかりでした。回数を重ねるごとに少しずつ賑やかに笑い声も出てきました。

例えばこんな感じで1ターム。
DAY1：自己紹介：名前と担当業務を含めた簡単な自己紹介
DAY2：最近ハマっていること
DAY3：社員食堂でのイチオシメニュー(麺類が人気でした、鍋焼きうどん、担々麵、肉うどん　など)
DAY4：犬派？猫派？？(きのこ派？たけのこ派？というチームもありました)

その他、好きなアニメ、好きな芸能人、昨夜の睡眠時間、宝くじで100万円当たったらどうする？など、業務連絡が中心のいつもの昼礼に加えて、少し他の話題をすることでこんなにも雰囲気が変わるのだなと新しい発見でした。ちなみに一番盛り上がったのは「お勧めの飲食店」！ラーメン、パンケーキ、中華・・・いろんなジャンルのお店が出てきましたので、メモを取りながらの昼礼となりました。

あらためて「一緒に働く仲間のことを知り、相手を理解すること」がコンプライアンス活動の大切な一歩だと感じております。日々の業務が立て込んでくると、ついつい自チームメンバーとだけのコミュニケーションに偏りがちです。業務連絡に加えてトークテーマに沿って少しでも話せば話も広がり思いがけないところで盛り上がります。もちろん日頃の挨拶も忘れずに。関西事業所ではすれ違う人はいつでも「おつかれさまです」と声を掛け合います。そこから「涼しくなりましたね」「最近忙しいですか？」などの会話、これだけでチームや気持ちの垣根を越えられます。いつも挨拶と笑い声が溢れる関西事業所、これからもお互いを理解し合う職場でありたいです。